メンヘラというと最近では”気持ちの浮き沈みが激しい人”や”人やモノに依存しがちな人という意味でつかわれます。
気分の浮き沈みが激したり、自分の気持ちをうまく表現できない人、自分に自信がないことから他人に執着してしまう発言や行動をとってしまうことがあります。
例えば、構ってほしいがために嘘(虚言)をついたり、悲劇のヒロインを演じるようにすぐに泣いてみたり自分への注目をあつめるような行動が見られます。はたまた、些細なことで怒ったり、キレたりして理不尽に暴言暴力をして、自分への自信のなさからしてしまう行動もあります。
理解不能な行動や理不尽な行動は、もともとの性格であったり、傾向な人ももちろん多くいますが、その中でも精神的な病気を抱えている人も多くいます。
ここでは、メンヘラな人が患いやすい病気をご紹介します。
メンヘラになりやすい人はこちらの記事を参考にしてください。↓
一概にメンヘラとう言葉は、侮辱的な意味でつかわれ方をしますが、精神的な苦痛を抱えながら生活をしている人も多くいるので皆さんで優しく支えあえるといいですね。
この記事で分かること
- ・メンヘラの行動
- ・受診のタイミングは?
- ・メンヘラが患いやすい病気
- ・治療法
メンヘラのよくある行動
・過剰な浪費癖
ホストや推しのグッズへの執着からお金を注ぎ続けます
・嫌なことから逃避癖がある
自分の思いをうまく発言できないからこそ話し合いが逃げてしまいます
・しつこい行動や構ってほしいアピール
過剰なメッセージや寝落ち電話、また、飲み会に行かないでほしいなど行動を制限をするような行動
・気分の浮き沈みがあり
鬱のような時期には自傷行為をしたり、急に飲みや浪費を始めたり気分トラブルメーカーになったり行動の波がある
メンヘラが患いやすい病気
・双極性障害(躁鬱病)
躁状態とうつ状態が交互に現れるのが特徴です。
躁状態の時に生活の破綻につながることもあり、社会生活に支障が生じる恐れも…
・境界性パーソナリティー障害(BPD)
人間関係や自己感情が不安定でリストカットや過剰服薬など衝動的な行動をとってしまうのが特徴
見捨てられ不安が強い
・ADHD
不注意や衝動的な行動が見られることが特徴
部屋が汚かったり、人の気持ちを読み取りずらいなどの特徴もあります
・月経前症候群PMS
生理の3~10日目に出現する腹痛やイライラ、気分の落ち込みなどが特徴です
ほとんどの女性で症状がみられるもので、ホルモンバランスが崩れることでイライラしやすいことに加え、腹部疼痛からのイライラもするようです
・パニック
パニック発作(呼吸困難、動機など)繰り返し起こり、予期不安や広場恐怖(多くのの人がいるところが苦手)などで外出することができない
・PTSD
過去のトラウマから急性のストレス障害を引き起こします。
「思い出したくない」「話しても理解してもらえない」などの気持ちを抱え自己発言などができない人もいます
・不安症
不安に襲われることでめまいなど自律神経障害が出てきます。
受診のタイミングは?
- ・気分の浮き沈みによって、一週間以上外出できない状態
- ・自殺企図や自傷行為がある場合
- ・依存や執着から他傷行為や暴言などが続く場合も受診しましょう
治療法
内服治療
- 気分安定剤
- 抗不安薬
- 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
- 低用量ピル(生理前症候群)
生活療法
規則正しい生活
光に当たることで気分転換にもなるので、日中は日の当たる生活するなど規則正しい生活をする
カウンセリング
人に話を聞いてもらうことや感情的な行動見られるのであれば、本人にその行動の意味をよく理解してもらうよう説明を対話の中でできるようになるように促してくれます
不安発作に起きていないときに、不安の内容や程度と症状との関係について患者本人が洞察の促しや長い説明、セルフコントロール力を高めて自信をつながるように支援が必要です。
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